レスキュー当初より後ろ足に変形が見られ、
普通に歩いたり、走ったりするにはどうしても手術が必要と診断されていたデンバー。
預りブログでも経過をご報告させて頂いておりますが、
3月初旬に、その手術を無事乗り越えることが出来ました。
超大型犬の、しかも難しい外科手術。
今回のこの手術は、執刀してくださった先生方をはじめ、
病院スタッフの皆さま、関係者の皆さま、
たくさんの方の大変なお力添えがあってこそ、実現できたものでした。
改めまして、お世話になった皆さま方へ、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
さて、その後のデンバーなのですが、
お陰さまで順調に…と、ものすごく、ものすごく言いたいところなのですが…、
実は、あまり良い状態ではありません。
手術自体は問題なく成功に終わったのですが、
術後、傷口からの細菌感染が発症したことで再手術となり、
現在は菌の感染を出来る限り食い止めるべく、
抗生剤を投与しつつ、高栄養フードで免疫力UPを図りつつの経過観察中。
ですが状況は決して楽観視できるものではなく、
その感染を止められるかどうか、今後歩行への影響がどうなるかは、
先生でもなんとも言えない状態だそうです。
(最悪の場合、菌が全身に回ってしまう可能性もあるそうです。)
さらに、うまく感染を止められた場合でも、
今回の感染によって(骨を固定するために装着した)プレートは最終的に外さなければならず、
骨の状態を見ながら2、3ヶ月後にはもう一度手術をする必要が出てきてしまいました。
最初の手術から、まもなく一ヶ月。
デンバーのことを気にしてくださっている方もたくさんいらっしゃるので、
本当ならばそろそろ少しずつお散歩も出来るようになって♪くらいのお知らせをしたかったのですが、
こんなご報告となり、申し訳ありません…。
ただ、幸いにもここ数日、傷の表面は順調に回復しているように見えるので、
どうかこのまま良い方向に進んでくれることを、切に願うばかりです。
ちなみに当のデンバーは、
自宅での看護を一手に引き受けてくれているスタッフに思う存分甘えまくり、
日に日に元気になってきているようなので、そこはひとまずご安心を。(^^)
というわけで、少々厳しい状況ではあるのですが、
スタッフはもちろん、なによりデンちゃん本犬が今も前を向いて頑張っておりますので、
どうか皆さまもデンバー復活を祈りつつ、
引き続き経過を見守って頂けましたら幸いです。
最後に、 皆さまにひとつ、お願いがあります。
レスキュー以降これまで、デンバーには他の犬猫とは桁違いの医療費がかかっております。
足の悪い超大型犬なので、元々それなりの出費は覚悟のうえでのレスキューではあったのですが、
今回の再手術があり、次回の手術が決定的となり、
いま、費用面の悩みも深刻になりつつあるのが現状です。
(今すぐに資金が尽きるということではないのですが、他の犬猫分の備えと今後デンバーにかかる費用を考えると、あっという間に無くなる残額だと思っています。)
つきましては、皆さま方へデンバー医療費へのご支援を賜りたく、
この度改めて、お願いをさせて頂くことに致しました。
特定の保護犬への募金には、様々なご意見もあることと思います。
また、見通しが甘いと言われれば仰る通りです。。。
なのですが、 一度PEACE TAILSに迎え入れた命、
今はとにかく、出来る限りのことをして、 デンバーに普通の生活を送らせてあげたい。
そしてその上で、 ぜひデンバーを!と言ってくださるご家族のもとへ送り出したいと、
それだけを願って、日々のケアにあたっております。
ご理解をいただき、もしもご支援を頂けましたら、
とてもとても有り難く、助かります。
どうか、ご検討頂けましたら幸いです。
デンバーとPEACE TAILS一同より、
心より、お願い申し上げます。
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