SNSではご報告済みではありますが、約1年半にもおよぶエースの保護猫生活は終わり
2018年12月に晴れてピーテー卒業となりました!!
スタッフブログでもご報告が遅くなってしまいすみません!
エースがトライアルに行き、嬉しい気持ちとホッとする気持ちと心配(あまりにもボンボンボーン!に育ててしまったので 汗)と・・・寂しい気持ちが入り混じった3週間のトライアルはあっという間でした。
ただ、あまりに多くの時間をエースといたのもあったからなのか正式譲渡後にエースロス??になった私^^;
まだまだですね。
ではエースの歴史(!)を振り返って見たいと思いますのでしばしお付き合いお願いします!
(写真、めちゃくちゃ厳選しても60枚超え・・^-^;)
ある日突然現れた見知らぬ猫。一目見てメスだとわかりました。
季節は梅雨の6月。。。もしやと思い数日観察するとやっぱり現れた!のがエースとの出会いでした。
生後2ヶ月ほどのエースは猫風邪のせいもありとても弱々しく、相当お腹を空かせていたのかあっという間に捕獲成功。
ごはんも夢中で食べ、ちゅーるもすぐに大好きになりました。
この頃、ウイルスチェックで猫エイズが擬陽性との判定が出たのでしばらく我が家のサンとは接触させなかったのですが、6ヶ月になる頃に遺伝子検査で陰性と判定され、初めて母親以外の大人猫とご対面となりました。
それと同時に家の中もフリーに。持ち前の好奇心を大いに発揮!サンにも積極的なのはもとより犬のぷるーにも果敢にアタック!
”自由奔放”という言葉をそのまま猫にした感じ 笑。
そして3〜8ヶ月頃までは恐怖の”噛み噛み悪魔”と化し、私の肘から手にかけて生傷が耐えたことはありませんでした 泣。
こんなに噛むのはなんでだろう?乳歯の生え変わりがあったとしてもサンの子猫時代とは比べ物にならないほどで、もしかしたら凶暴な猫になっちゃったのかな?とか悩んだ時期もありましたが、スヤスヤとひっくり返って眠る姿を見るとそう思えなくて(思いたくなくて?)、痛かったけど根気よく”ダメなことはダメ”と教育を続けていました。
間も無く1才を迎える頃、噛み噛み悪魔もだいぶなりを潜め(笑)教育の甲斐もあって!なんとも聞き分けの良い、ちょっぴりドジで面白く、空気を読むエースになってきました。
テレビにじゃれついたり、サンの毛で作った毛玉で遊んだり、デイリーで泊まりにきたChaChaやグリドルにもちょっかい出したり、ぷーちゃんとちゅーるを分け合ったり。
見た目も中身も申し分ないエースだったのだけど・・・肝心な問い合わせやお申し込みはなく;-;
譲渡会でもエースに会いにきてくれる人はいたのですがそれ以上に進展することはありませんでした。
と言っても、エースにお問い合わせがなかなかなかったのはエースの魅力がないからではなくて私のアピール不足だったのだけど。。(x-x)
気がつけばエースも1才半、すっかり我が家にも馴染んでサンともどこか似てきてて、このままうちの子になっちゃうのかな〜なんて思っていた10月の譲渡会でエースに会いにきてくれたご夫婦が!
エースはいつも面会すると知らない人に抱っこされたりするのが苦手で脱糞しちゃうこともあったのですけど^-^;この時はそれがなかったんですよね。
「エースくんがいい」と仰ってくださったご夫婦、今まで会いにきてくださったご来場者さんとはちょっと違うかも・・・と思いつつお申し込みを待つこと数日。
とうとうエースに正式にお申し込みいただき再面会、そしてトライアルへ。
トライアルの前日、明日からのことがわかっているのかいないのか、いつもと何も変わらず過ごしました。
そして始まったトライアル。
長年猫と暮らしてきたママさんのエースの扱いはとっても上手で日を追うごとにエースが馴れて行く様子が伝わってきました。
一方で男の人にあまり馴れていなかったエースはご主人の存在にビビっておりましたが、ご主人はとーってもエースに優しく、決して無理強いすることなく気長に見守っていてくださいました。
夜中の運動会やトイレに熟睡できなかったこともありましたが、トライアル最後のメールでは「全て順調です!」と言えるほどいつの間にかエースはウチの子になって行きました。
譲渡手続きに伺った際も私のこと忘れていたほど!(しばらくして思い出したっぽかったですけどね)
名前はそのままエースになりました!
Z家のみなさま、自由奔放でちょっとドジな可愛いエースをこれからも末長くよろしくお願いします!
エースくんでいい、ではなくエースくんがいいと仰ってくださったこと、ずっと忘れません!
時折またエース通信送ってくださいね!心から楽しみにしております。
エース〜!本当におめでとう!これからもずっと可愛いエースでいてね!
これまでエースを応援してくださったみなさま、ありがとうございました!
それから最後に。
外で暮らす猫たちの環境は本当に過酷です。それでも彼らは懸命に生きています。
エースのように保護されておうちが見つかる猫は本当にラッキーです。
外の方が幸せ・・・に見えることもありますが、いつも死と隣り合わせ、危険がいっぱいの生活なのが現実です。
最近は猫ブームで飼育頭数が犬より多くなったと言われるようになりましたが、ブームと言われる犬種が保健所にたくさん溢れるような状態に猫もなって欲しくありません。
その子を最期まで大切に飼うことは、保健所や外で死んで行く猫や犬を少なくして行く第一歩です。
全てのウチの子が最期まで大切にされますように、そして外や保健所にいる子達に幸せになるチャンスが訪れますように。。。
超長文、最後までお読みいただきありがとうございました!
by purusun
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