オトナの犬を家族に迎えるということ

6月28日の譲渡会で
地味にコツコツと営業していたハビー。

公衆の面前で、大胆にも腹出し～

そんな姿にときめいてくださったご夫婦のもとで
昨日から、トライアル生活をスタートさせました。

本当の家族になれるかなぁ？

オトナの犬を家族に迎える場合には
まっさらなパピーを迎えるのとは違い
犬の性格・特徴をあらかじめ把握して
家族のライフスタイルにあっているかどうか
どういう点に気をつけて生活すればいいか
ある程度予想できるというメリットがあります。

その反面
犬によっては、環境の変化に慣れるまで時間がかかり
食欲がなくなったり、お腹を壊したり
不安そうに、一時預かりボラさんを探すようなそぶりを見せたり
なかには、これまで過ごした家に戻ろうと、脱走を試みる犬もいます。

でも、忘れてはならないのは
「犬はどんなときも、今を生きている」ということ。

「棄てられてかわいそうな」過去にとらわれがちなのは人のほうで
犬自身は過去を恨むことも、未来を憂うこともなく
ただただ、目の前にあるその瞬間を、全力で生きている。

でも、人が過去にとらわれたままでは、犬は前に進みたくても進めないのです。

ハビーを家族に迎えるための一歩を踏み出した、このご家族にも
新しい家族の一員としてやってきた犬と一緒に過ごす、この瞬間を
めぐりめぐってやってきた、奇跡のようなこのご縁を
全力で楽しんでほしいなぁと思っています。

「今」を楽しむことが、ともに過ごす喜びにつながるから。

もちろん、最初は戸惑うこともあって当然。
でもそんなときは、私たちPEACE TAILSのメンバーが
全力でサポートしますのでご安心を。

そういうわけで
推定10歳のハビーが、このままご縁をつかみとれるよう
あたたかく見守ってもらえたらうれしいです。

以上、キュウタでした～。